福山市の障がい者就労支援強化事業の廃止は許さない!
2006年に障害者自立支援法が始まり、障がい福祉サービス利用にも原則1割負担が導入されました
利用料負担が原因で、全国的にサービス抑制や施設からの退所などが相次いだのです
福山市は2007年7月から、就労系サービスを利用した場合の利用料を、全額市が助成する事業を始めました
これは、全国に先駆けた素晴らしい事業!
利用者のみなさんは安心して就労系サービスを利用する事が出来ていました
この貴重な事業を廃止するなんて、とんでもありません
2018年度の対象者は、本人と配偶者の年収合計が300万円以上の人が対象で140人です
福山市の就労継続支援A型事業所の平均工賃は8万1千円、就労継続支援B型事業所の平均工賃は1万4千円
就労系サービス利用をした場合は、収入に応じて上限額9300円か37200円の利用料がかかります
B型事業所に通うある知的ある方は、週に数回事業所に通っておられるそうです
工賃は1ヶ月に5千円~6千円だそうです
わずかな工賃ですが、それでも仲間と一緒に励まし合いながら働く喜びを感じ、自分の居場所を感じているのです
もし、利用料9300円支払えば、収入はマイナス
「収入より利用料が多いなら、もう事業所に行かないでくれ」
「就労で得られる工賃を超える利用者負担の実態が解決していないのに、廃止する理由はまったくない」
「今後の生活に見通しが持てない、負担でたまらないという利用者がおられる。利用者への説明もしていないのに、廃止ありきは認められない」
「まずは利用者を説明し、利用料が発生した場合の影響調査をするべきだ」
と、私は主張しました
利用者に説明もせず、今後の生活がどうなるか何にも保証されていないのに、一方的に廃止なんてあんまりです
質疑をしていると、フツフツと怒りが・・・ついつい口調もキツクなる
一人ひとりを大切に、不安なく生きられるようにしなくてはいけない
メラメラ闘志がわいてくる
廃止の撤回を求め、私もがんばります!