ひろ子ワールド

hiroko0827.exblog.jp

放課後児童クラブ

みなさんは「放課後児童クラブ」を利用したことはありますか?

私は鍵っ子だったので、小学校の授業が終われば、学校内にある「なかよし教室」←放課後児童クラブに通っていました

オヤツを食べて、宿題をして、外で遊んで、クリスマス会やお誕生日会など、楽しいレクレーションもいっぱいありました

もう30年以上も前のことですが、とても懐かしい(^^)❤

c0344085_21580225.jpg
(昨年完成した、二階建てのプレハブ教室)

2015年度にスタートした「子ども子育て新制度」に伴い、放課後児童クラブは

概ね40人以下学級とすること、対象はこれまでの3年生から6年生までにすること、支援員は「子育て経験のある者」から保育士や教諭など有資格者で県が実施する研修に参加した者となりました

支援員の基礎資格は、社会福祉士や保育士、教諭などの有資格者

全国的に教師や保育士不足なので支援員の確保も当然困難なのです

政府は、支援員の確保が困難なことを理由に

資格要件を緩和したのです

支援員の確保が難しい現状を考えると、「仕方ない」という意見があるのですが・・・いやいやそうでしょうか

厚労省の専門部会では放課後児童クラブの今後について審議をしている最中です

放課後児童クラブは、児童福祉法にのっとり、「保護者が勤労で昼間家庭にいない就学児童に対して、適切な遊び、生活の場を与えて児童の健全な育成を図るもの」とされています

本来は基準緩和ではなく、有資格者を増やす抜本的な改善が必要です

低賃金などの処遇改善や、放課後児童クラブの勤務のあり方を検討していく事こそ求められるのではないでしょうか

c0344085_21591441.jpg
(市内のクラブ。夏休みの過ごし方が書いてありました)

福山市の担当課も、支援員の確保に非常に苦労をしている

その大変さや、少しでも雇える条件を増やしたい、という思いはよく分かるのですが

子どもの最善の利益のためではない、国の規制緩和路線はやはり許せないのです

日本共産党福山市議団は、支援員の資格の基準緩和の条例案には反対しました

引き続き、支援員や補助員の現場実態調査をおこない、子どもや保護者の願いを聞き

放課後児童クラブの充実を求めて、引き続き頑張ります!

以下が討論原稿です



議題80号 福山市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、日本共産党の討論を行います。

本条例案は、放課後児童健全育成事業の設備および運営に関する基準の一部を改正する省令の施行に伴い、所要の改定を行うものです。

20144月、国は「省令基準」で、「放課後児童支援員」の資格と員数について「従うべき基準」を示し、学童保育には「放課後児童支援員を置かなければならない」こと、支援員の数は「支援の単位ごとに2人以上おくこと」と義務付けました。

資格を習得するには、保育士、社会福祉士、高卒以上で2年以上児童福祉事業に従事した者、教諭有資格者、大学で一定の決められた科目を履修した者、高卒以上で放課後児童健全育成事業に類似した事業に2年以上従事した者で、市長が認める者が「放課後児童支援員都道府県認定資格研修」を受講し、修了することが必要とされています。

しかし、国は職員の資格基準を「従うべき基準」から「参酌基準」へ緩和し、「教諭となる資格者」から「免許状を有する者」に、また「高等学校卒業者」を「中学校卒業者」まで、要件範囲を緩和しました。児童の安全管理や、支援の質の確保のための全国一律基準を、「地方分権改革」と称して後退させることは問題であります。

 「放課後児童クラブ運営指針」には「放課後児童支援員は、豊かな人間性と倫理観を備え、常に自己研さんに励みながら必要な知識と技能をもち、適切な養育環境が得られる支援をする」とされています。

 クラブの子ども1人ひとりの年齢や発達段階、家庭環境は様々であり、支援員には児童が安心して過ごせるよう、年齢や発達に応じた関わりが求められます。資格の緩和は、保育の質の低下を招くなど、安全な放課後児童クラブ事業の提供に支障が出ることが懸念されます。

 本市においても、6年生までの対象児童の拡大、概ね40人以下教室への対応などで、支援員の増員が求められますが、報酬は16万円余であり、専門職にふさわしい処遇とは言えないのが実態です。

 今やるべきことは、専門職にふさわしい処遇に引き上げる事であり、資格の緩和を行うべきではありません。

 

以上、述べた理由により反対を表明して討論と致します。



[PR]
by kawamura0827 | 2018-06-25 22:00 | Comments(0)


by ひろ子ワールド