福山市保団連は福山市へ要望署名を提出
❤要望項目❤
1、子どもの命と安全、発達を保障するために、保育の環境と基準を改善してください
2、保育料を引き下げてください
3、認可保育所等を整備し、希望の保育所に入れるようにしてください
4、職員の配置基準、賃金を大幅に引き上げてください
5、3歳児以上児の給食は主食を含めた完全給食にしてください
今日は保育士さんや保護者12名が参加
保育の現場や、保護者の思いなどを担当課へ伝えました
保護者からは
「福山市の保育料は中核市の中でも高い。私の周りでは、医療費が無料などで子育てしやすい笠岡市や井原市へ引っ越す人が多い。保育料は経済的な負担になるし、保育料軽減は家計の改善に直結する」
「病児病後児保育は市内で4か所あるけど、特に冬は申込みをしても定員がいっぱいで利用することが出来ない。インフルエンザの場合、5日は休まなくてはならない。私はフルタイムで仕事をしているので、5日間休む事は難しい。拡充をして欲しい」
などなど、切実な要望が伝えられました
担当の課長さんは
「保育料が高いのは認識している。保育料の引き下げは、県や市が負担することになる。保育所運営費の約4分の1を保育料が占めている。保育料の引き下げるには、保育以外の経費を抑える必要がある」
「病児病後児保育は、拡大に努めている。市は、子どもの安全を考えて医療機関に敷設する形をとっている。病児保育の受け入れの拡大と共に、子どもが病気の時に、親が休めるような働き方改革など、違った視点で何か出来ないか・・・と考えている」
「保育士は一日にたくさんする事がある。集団と個人の保育対応。日誌や個別記録、連絡帳記入、明日の保育の準備や、保護者への伝達、他の先生との連携など・・・これを、勤務の7時間45分の中でこなす。保育士の処遇改善はありがたいが、一部分の人の給与改善ではなく・・・志をもった保育士です、同じように(全員に)引き上げて欲しい」
「欧州などでは、年長でも6:1保育をしている。日本は30:1.外に散歩やお出かけなど、いろんな保育を実施したいが、今の基準では、子どもの安全を守るのは厳しい。子どもの発達と豊かな保育のために、保育士配置の最低基準の見直しを」
その他、たっくさんの実態が報告され、たっくさんの要望が寄せられました
1時間30分の懇談時間はあっという間に過ぎました
「本当はもっと、部長さんや課長さんに実態を聞いて欲しかった~」
みなさんから意見が多数(^^;
そうですよね
実態を伝えることは、とても大切ですよね
未来を担う子ども達のための経費は惜しむことはない!
何せ、福山市の2017年度の基金の期末残高は197億円にもなる
財政豊かな福山市です
引き続き、子育ての願いを議会でも取り上げて頑張ります!