より良い介護を求めて、市と懇談しました
来年度からの介護の制度がどのようになるのか、担当部局と懇談をしました
私からも最初と最後に挨拶
長寿社会応援部の藤井部長から、来年度からの福山市の方向性について説明
居宅介護支援事業所・訪問介護・通所介護の全体説明会を2月12日に行う
その後、3月末に住民への説明を各ブロックに分けて行う予定
新・総合事業は来年度は、現行相当サービス・住民主体サービスB・短期集中サービスCを行う予定
緩和したサービスAは、2016年度から実施の方向で検討していく
現行相当サービスの訪問介護・通所介護の報酬単価は、国が示す報酬単価で設定をしていく方針
2月6日の審議会を経て、詳細の報酬単価が明らかになるので
現段階では単価について答える事が出来ない
という説明でした
会場からは、設定時間を超えて多くの質問が相次ぎました
「他の市町は3年間の移行期間があるのに、なぜ福山市は来年度から行うのか、そのメリットは何か」という質問
部長は
「高齢者にとってメリットの多いこの制度は、早く取りかかる方がよい。元気でボランティア意欲のある方が生きがいを持つ場が出来る。また、これまで認定を受けないと、サービス利用が出来ないが、今後は認定を受けなくても、事業対象者という新たな概念で利用が出来る」と述べました
そして「住民主体のサービスは自宅に入る事は、とても大変な援助。まずは信頼関係づくりから。安否確認や見守りなどから行う。ちょっとしたお困りごと、ゴミだしなど住民が助ける事ができる仕組みをつくる」との事
私は部長さんの説明を聞き
果たして、新総合事業は本当にメリットになるのだろうか?
きちんと、公的な介護が位置づけられている上で、さらに住民の支え合いの仕組みを作るならいいけど
公的な介護が利用しにくい仕組み(チェックリストや目標達成したらデイを卒業させるなど・・・)が前提にあれば
決してメリットある制度とは言えません
そして、住民主体のサービスを「強制」する事になれば、住民に無理が生じ、コミュニティが壊れてしまいかねません
大切なのは、行政と地域住民や関係する事業所などとしっかり意見交換をして
福山市方式の本当の意味で豊かなメリットある福祉制度を作る事が大切と思うのです
市は来年度から実施する方向ですが、当事者らとの意見交流はほとんど出来ていません
最後に私は「膝を付き合わせて皆さんとの意見交換ができる場を多くつくって欲しい。拙速に事業を開始するのではなく、住民の皆さんと一緒によりよい制度となるよう努力して欲しい」と、市側に要望しました
まだまだ懇談は続けていく方針
私もみなさんと一緒に頑張ります!