67年目の広島
1945年8月6日 午前8時15分
アメリカのエノラ・ゲイ号から原子爆弾が広島の街へ投下され、一瞬に多くの命を奪いました
原爆投下の年末までに、14万人の命を奪い、今日までの原爆死没者は28万959人にもなります
「ピカ・ドン」と、原爆投下の様子を広島の人たちはこう表現しました
ピカッで、直接熱線を浴びた人は、皮膚が一瞬にして沸騰しました
ドンという爆風で、沸騰した皮膚が一瞬にして垂れ下がったのです
だから、被爆された多くの人々は、手や顔など皮膚がぶら下がる状態になったのです
また、原爆は放射能を大量にまき散らし外部被ばく、内部被ばくとなり長年被ばく者の体をむしばんでいます
原爆手帳を持つ人は全国で21万830人
広島市内の被ばく者の平均年齢は77、6歳と高齢化が進んでいます
原爆を忘れないために、被爆体験の継承も求められています
私は学生時代、名古屋市にいましたが、その時の衝撃を今でも覚えています
小学校時代から8月6日は登校日で平和学習を必ずしてきました
そのため、8月6日は絶対に忘れられない、特別な日なのです
ところが、名古屋や岐阜などの友人は、8月6日が何の日かピンとこなかったのです
個人差はあるとは思いますが・・・
平和問題の意識の差を感じ、私なりにカルチャー・ショックを受けた出来事でした
さて、わが子を含め、今の子どもたちはどうなんだろう?
戦争があったこと、日本が中国などアジアに侵略し多くの人を虐殺したこと
原爆が投下されたこと、そして福島原発のこと・・・
歴史をきちんと、正しく伝えなくては・・・と思います
それが、私たち親、そして政治の責任だと思うのです
今日は平和の祈りの日です
核兵器をなくし、原発もなくし、放射能汚染のない世界をつくるため、今人類が力を合わせるときです!