あれから18年
高齢者専用住宅と小規模多機能型居宅介護という施設が8月1日にオープン
私も備後の里の出身議員としてお祝いの挨拶させていただきました
備後の里が出来て16年になります
私は備後の里の建設当初から携わってきたので、あれから18年
備後の里という施設ができることを知らせ協力依頼をするため、何日も地域を歩いたことを思い出します
福山市の北部地域に医療や介護が総合的に利用できる、地域の福祉の向上となる拠点施設の目指そう!
という思いで約10年備後の里で働いてきたのです
医療生協のみなさんや、地域の人と一緒につくりあげた備後の里
3つ目の施設ができることはとても感慨深い・・・
思い起こせば、介護福祉士の資格をとり、特別養護老人ホームで働きだした頃
毎日毎日、お年寄りの介護をするのが楽しくてたまりませんでした
入浴介助では、気持ちよさそうな表情をみると、心がほんわか
オムツ交換で清拭をすると
「ええあんばいに拭いてくれて、サッパリ気持ちええわぁ」
と、言われると、とても嬉しくなりました
ケアマネで本人や家族への相談業務をしていた時
「あなたが私を話しを聞いて励まし続けてくれたから、私は頑張ってこれたのよ」
なんて言われると、涙が出るくらい嬉しかった
介護の仕事のやりがいを感じるのは、こんな些細な時なのです
人と人とのふれあいの中で、さまざまな苦労もひっくるめて「生きがい」や「人の素晴らしさ」を感じる事が出来る
これが介護の醍醐味なのです
しかし、よりよい介護をしたい、安心して老後を暮らしたいとの思いを踏みつぶす「医療・介護総合法」が4月から施行されました
介護報酬は下がり、8月からは利用料が一部の人は2割負担になる、食費・居住費はひきあがる
専門家の介護から、地域のボランティアで介護を支える仕組みをつくろうとしている
「利用者と家族と職員が、いつも笑顔でいられる」
そのような福祉を求めて
高齢者や介護の現場の声を、しっかり市や国に伝えるため
私ももっとみなさんと力を合わせて頑張ります!