戦争法案、恐ろしさが浮きぼりに!
『「後方支援」は武力行使と一体 戦争法案の危険性浮彫に』
昨日、日本共産党の志位委員長が特別委員会で質疑し
戦争法案は危険極まりない内容であることを明らかにしました
首相は「戦闘行為が行われない見込まれる場所」を指定して、その地域において自衛隊は活動すると説明をしています
しかし、戦争法案にはそのような内容は一言も書いていない
しかも法案には「戦争行為が行われるに至った場合」を想定して対応方針を示しているのです
志位委員長の追及に対し
首相は「(攻撃される)可能性が100%ないと申し上げた事はない」と答弁
つまり、攻撃される可能性がある地域で、自衛隊は活動するということ!
イラク・サマワで自衛隊が実際に持って行った武器は、戦車まで破壊するような戦車弾など重火器も含まれ
「自己防衛」のためとはいえ相当な重装備、殺傷能力の高い武器を携帯していたのです
しかも、今度は「戦闘地域」にまで行く・・・
志位委員長は
「後方支援となれば、さらに強力な武器を持っていき、必要な場合は反撃する。これが戦闘でなくて何なのか!」
と、厳しく迫りました
首相は「武器の使用は自己保存型」と説明をしましたが、武器を使用して反撃することも想定されている事が明らかになりました
まさに、自衛隊は戦地に行き、武器を使用し、攻撃されたら反撃をする
これを一般的に「戦争をする」ということではないでしょうか?
それでも首相は「我が国が戦争に巻き込まれる事はありません」の述べている
もう詭弁としか言いようがない
さらに、「後方支援」は、日本政府だけが使う造語であり、国際法上、攻撃の目標になってしまうと志位委員長は説明
武器・弾薬や兵士などを運ぶ「後方支援」は、いわゆる「兵たん」活動です
戦争には「兵たん」活動が不可欠
戦地に武器や弾薬や給油を運ぶこと、戦車の修理や、人の輸送するなどの行為がなければ、戦い続ける事はできません
「兵たん」は「戦争の一機能であるがゆえに、部隊および要因は、暴力および危険の対象となる」ことを志位委員長は告発
安倍首相は「兵たんは重要な活動」で「後方支援」が兵たんであることを認めました
そして、「だからこそ、兵たん(後方支援)は安全確保されている場所で行う」と述べました
その安全はどのように確保されるのか?
戦闘地域までいく事が示されているのに、戦闘地域で安全が確保される保障はあるのか?
その安全の担保は?
安倍首相の答弁は疑問だらけ!
戦争法案の内容は、まさに戦争をするための手段を決めること、そのもの!
何としても廃案にしなくてはいけない
明日は広島県の全県一斉駅頭宣伝デー
早朝の駅頭宣伝頑張ります!
戦争する国反対!
子ども達のための平和を!