医師の生の声
水路転落防止に向けて、市側へ要望書を提出するなど
あれこれありました
そして、夜は
「福山市議会・福山医師会の意見交換会」に出席
通年では、議員全員参加していたようですが
今年は、所管する民生福祉委員会の議員10名と、議長・副議長が参加です
初めて参加するし・・・ドキドキ
医師会から、
夜間成人診療所・夜間小児診療所・救急医療の可視化・予防接種事業委託料・医師会看護専門学校
以上についての情報提供がありました
どれも勉強になりましたが
特に強調して言われたのが、看護師不足の問題です
福山市は以前、国立病院・福山市立高校・福山医師会の計3つ、看護師養成学科がありました
いまは、福山医師会と福山平成大学の二箇所になりました
看護師募集の定員は、200名
なんと広島県の2050名の内、わずか10%の定員なのです
せっかく看護師資格をとっても
他の地域で勤務してしまう、他職種に変わるなど、地元看護師が不足
看護師定員を増やし、看護師を多く養成したくても
看護師養成の教師のなり手がいない
医師会の看護学校は建物は古く、ハード整備がもっと必要
福山市から年間2400万円補助金を受けているけど、
毎年2000万円の赤字運営である
市独自の奨学金の創設などふくめ、検討をしてほしい
近い将来、みなさんが安心して医療にかかれない、本当に厳しい状況である
議員のみなさんもぜひ考えて議会で頑張って欲しい
と、強い要望が出されました
私は「医師の勤務実態・多忙化の現状を教えてほしい」と質問をしました
現場の先生は、「自分も60歳を過ぎると体がしんどい」
夜間診療所の当番医になってくれと地域の病院の先生に依頼しても
「年だから免除してくれ」という地域の先生もおられる
勤務医も相当忙しい
医師だけでなく、看護師・検査技師・薬剤師など
すべての医療関係者がバーンアウト(燃え尽きる)しないか懸念している
産科も患者が多く先生は過労状態
・・・など、深刻な医療の実態をうかがいました
国による、医学生の定員削減や、診療報酬単価の切り下げなど
日本の医療体制は崩壊しつつあります
まさしく歴代政権の失政!
これは本当に早く改善しないと大変な事になる!と痛感です
医療費削減ではなく
命の守り手である、医療の体制を整えること
予算削減ではなく、むしろ予算をしっかり保障する事が求められている
懇親会でも
子どもの医療費の無料化・地域医療とは・発達に課題がある子どもの支援は・・・
など、医師のみなさんから生の意見を聞く事ができて
とても勉強になりました
さあ、議会で頑張らなくちゃ!