福山駅前現地視察
昨日のブログでご紹介したように、福山駅前のJRによる商業施設増設の影響を調べるために、理事者のまず、現地視察です
ゾロゾロ、10名の議員と理事者とマスコミ関係者で40人ぐらいの団体で市役所から、福山駅前に歩いて移動
理事者が現地で説明をします
テレビカメラや、新聞記者も多くおられ、私は少々びっくり[emoji:v-405]
確かに、JRの店舗等が拡張されることで、駅前広場の空間・東西への移動スペースが狭くなります
上記の写真では、少々分かりにくいかもしれませんが、釣り人の銅像から、写真の右手前にかけてまっすぐ灰色っぽい線・区切りがあるのが分かりますか?
あそこの線まで、店舗等が拡張されるのです
理事者の説明を聞いているところ
これが、福山駅南口のシンボルになっているブロンズ像「五浦釣人」
釣人像は福山市の名誉市民で近代彫刻家の平櫛田中の代表作です
ここで、多くの人が待ち合わせなどに利用されています
JRの拡張工事に伴い、この銅像が移転をしなくてはいけません
駅前整備についてはJRも一緒に協議の場におり、その協議のときには「具体はまだ決まっていない」と言っていたそうです
福山市側は、具体が決まれば明らかにすること、市民に支障がないようにになど、2回にわたり、JR岡山支社へ文章を提出していたそうです
それに対し、JRは返事等とくになかったそうです
現地視察後、都市整備特別委員会の所属の議員さんは
「JRのやり方に疑問を感じる」
「駅前再整備が終了した、現段階でなぜ唐突にJRは今回の提案をするのか」
「市民への影響を考え、JR側の基本計画が決まる前に、福山市としてJR側にはっきり言うべきだ」
などなど、意見が出ました
日本共産党は、JRに対しての要望意見を以下の内容について提案をしました[emoji:v-354]
市民の要望を聞き、最大限要望を生かしたものとすること。福山市と協議を重ね合意を重んじること
駅舎の外観は、お城と一体感の持てる、心地よい空間にすること
市民の動線が窮屈になることが懸念される。ゆとりのある空間にしすること
店舗の拡張は近隣の商店に打撃とならないよう、競合しない内容にすること
釣人の銅像は基本的には移動しないこと
議会の中で、「もっと福山市としてJRに強く要望しろ」と、他の会派の議員さんと意見を一致させる事が出来るのは、めったにないことで、いいな~と感じました
これから、いろいろ動きがありそうです[emoji:v-391]