ホースクラブ
実は、私の家のすぐ近所にあるのですが、始めての訪問です
乗馬訓練だけでなく、馬とのふれあいが出来る場としても運営されていました
指定児童発達支援・指定放課後等デイサービス運営をされています
就学前~満20歳までの方を対象とした、「療育」ホースセラピーをされているのです
呼吸器や骨、筋肉に対して適度な刺激を与え、体に良い影響を与えるのがホースセラピーだそうです
新陳代謝の改善、運動器官や平行機能にも良い影響があり、情緒面でも著しい効果を上げているのです
ドキドキしながら馬に触ってみました
ブルルンッ・・と鼻を鳴らす馬さん!1回カプッを手をくわえられちゃいました
でも、間近に見た馬の目はとてもかわいく、私の気持ちまで穏やかになります
一緒に現地視察をした、広島7区予定候補者の神原たくしさんは、馬に触るのがなぜかとても自然!
ナデナデ・・・さすがだな~と感心!
福山市は1945年から「ふくやま競馬」を運営しています
ピークは1991年度で売り上げが345億円
しかし、景気が下降線をたどり、2010年度は約76億円に落ち込んでいます
累積赤字は約20億円
市長は「単年度の黒字の確保は難しい」と述べています
日本共産党は、そもそもギャンブルである競馬については反対の立場ですが、乗馬や馬術やセラピーなどスポーツ等での馬の活用や効果は認めているのです
福山競馬の今後については、約300頭の馬の行き先、馬関係で働く人の雇用など様ざまな課題があります
赤字が続き、市の財政も圧迫している中で、福山競馬を今後どのようにするか真剣に検討しなくてはいけません
現地で話しをしたあるお母さんはこのように言われていました
「ホースセラピーでの療育を受けるようになって、子どもの排尿がスムーズに行えるようになった。体幹を鍛えるので、体にとてもいいし、子どもも進んでここに来たがる」
ホースセラピーの効果はすごいんですね!
採算がとれる運営が可能になって、もっと多くクラブができたらいいな~と感じました
障がい者のみならず、現代社会では、心に病を抱えた人もとても多くおられます
そのような人達が、馬と触れ合う事で元気になる可能性があるわけです
日本では日常的に馬と関わる機会はほとんどないのですが、競馬事業の見直しとともに、馬の効果活用を何とか出来ないものか・・・
そして、従業員さんの雇用の確保は・・・
しっかり研究しなくてはいけません