芦田川浄化センター
最後は、「芦田川浄化センター」の見学に行きました
この「芦田川浄化センター」は福山市・府中市の2市の、関連公共下水道区域から発生する下水を処理します
供用開始は1984年(昭和59年)10月から
敷地面積は28.6ha!なんと、マツダスタジアムの約5倍だそです!
確かに行ってみると広かった~
下水道事業費は平成23年度決算では11億7千万円[emoji:e-233]
処理人口は21.6万人(平成23年度は)
汚水処理量は、一日平均86747㎥
写真の遠くに見えるのは、瀬戸内海に浮かぶ、「仙酔島」と「鞆」ですよ~
まず、最初に下水は自然の流れで浄化センターに流れてきます
それを、ポンプでくみ上げ「バッキ沈砂池」で、土砂を沈殿分離
ひろ~い「沈殿池」 だんだん汚泥などが濃縮されてきているのが分かりますね
その後「反応タンク」で比較的沈みやすい浮遊物や泥を沈殿させます
そして、底へたまった汚泥は汚泥濃縮タンクで処理し5分の1の量に減らされるのです
その時発生するガスを有効利用して汚泥を焼却!
後ろの白い大きいタンクが「汚泥消化タンク」ガスが発生しています!
脱水された汚泥をトラックに積んでいるところです
セメントの材料として再利用されるそうです
この処理過程は、基本的に処理をするときに出る、ガスなど利用している。エネルギーの利用をされていました
だから、こんな大きい処理施設でも、一年間に使う電気使用量は、家庭の4900軒分とか
そして、汚物を取り除いた水は海へ流します
「ざーざー流れているこの水の量の分だけ、この浄化センターに下水が流れてきているんです」と、担当の方が言われていました
いや~、今回の「新人議員研修」は本当に勉強になりました
浄水も下水も普段見ることがないし、配管部分は土の下にあり、普段どのように管理され、処理されているのか・・・
キレイな水の管理、下水の管理、本当に大切な仕事だと思います
このような処理施設があるからこそ、私たちは安心して過ごすことが出来てるのですね
私も含めて、みんなもっと知らないといけんな~[emoji:e-69]
ハードスケジュールでしたが、とても勉強になりました
そして、ブログをみてくださる皆さんに、無事報告し終えてホッとしております[emoji:e-456]