自治体学校
静岡県浜松市で開催されています
私が参加した分科会は「人間尊重のコミュニティづくり」
講師は元愛知県学泉大の、山崎丈夫さんです
以下が分科会の概要ですよ~
東日本大震災は地域コミュニティの大切さを示しました。一方で、児童虐待・孤独死の増加や無縁社会の広がりは深刻になっています
地域でのつながりを強めるために、人命が尊重される地域のあり方を学びました
災害に備えて、日ごろから地域の情報を地域でキャッチしておくことが大事。いざとう時は、練習をしたこと以上は動く事ができない
地域の中で信頼感を高めて支えあい、地域をつくっていく。地域の力量が問われているのです
ある地域では、公営住宅の高齢者の鍵を地域の自治会が集め、いざという緊急時に、自宅に駆けつけることができる仕組みを作っているのです
鍵を渡す人は、もちろん希望者ですが・・・
これで九死に一生を得た人もおられ「近所の人の様子がおかしい」とい情報は、地域の人が一番把握しやすい
把握したときに、緊急対応できるようにしているそうです
「最近は自助→共助→公助」となり、自治会が積極的に動くのは大事だけど、それをいい理由に、国や地方自治体は公的サービスを低下させないだろうか・・・・そこは、どのように考えたらいいのか?と私が質問をしました
その答えはズバリ!
公助の仕組みが充実しているのが大前提!
その仕組みがあるうえで、共助・自助が成り立つのだ、と講師の方が言われました
なるほど・・・
最近は国が、すぐ公助(公的な制度)の頼るのではなく、まずは自分で努力をする自助をすすめている
これは、新しい公共を持ち込んだ考え方で、これを押し付けようとすることに対しては闘う必要がある、と言われていました
その他、生活保護の問題・ゴミだし困難者の対応・自治会のあり方など、かなり専門分野にかかわる発言も相次ぎ、とっても充実した時間になりました
これからの議会活動や、地域づくりの在り方や、議員の役割を学ぶことができました
夜は議員交流会で、2時間の勉強会
復興に立ち向かう被災地の報告をうけ、全国の地方議会は何をしなければならないのか・・・と学びました!
たくさんの議員さんとも名刺交換・・・
奈良の市議さん、北海道釧路の39歳にて4期目という議員さん、東京の議員さんなどなど、多くの出会いもありとても有意義でしたよ~